片頭痛新薬(アクイプタ錠)について

日本国内において、成人患者の「片頭痛発作の発症抑制(予防)」を目的とした新薬、アッヴィ合同会社のアクイプタ錠が承認。

1. アクイプタの特徴

  • メカニズム: CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)受容体拮抗薬。片頭痛の痛みに関与するCGRPの働きをブロックします。
  • 投与方法: 1日1回の経口薬です。
  • 利便性: 既存のCGRP関連薬には注射剤が多い中、経口で予防ができる点は患者さんにとって大きな選択肢となります。

2. 承認の背景

  • 臨床データ: 日本国内および国際共同の第3相試験などの結果に基づいています。
  • 適応: 成人の片頭痛患者における発症抑制。
  • 今後の展開: 予防薬としての承認に続き、2025年12月には「急性期治療(痛みが起きた時)」についても承認を申請中。

製品概要

項目 内容
販売名 アクイプタ®錠 10mg、
30mg、60mg
一般名 アトゲパント水和物
効能・効果 片頭痛発作の発症抑制
用法・用量 通常、成人は 60mg を
1日1回 経口投与

片頭痛が単なる「ひどい頭痛」ではなく、深刻な社会問題であることも強調されています。新薬の登場により、注射が苦手な方や、毎日の内服でコントロールしたい患者さんにとって、治療の幅が大きく広がることが期待されています。