オミクロン対応2価コロナワクチンについて

 政府は新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンについて、10月半ばを想定していた接種開始を9月中に前倒しする方向で調整に入った。従来のワクチンを2回以上接種した18歳以上が対象で、無料で受けられる「臨時接種」とする方針。
 新ワクチンは、中国・武漢由来の従来株に対応した現行ワクチンと、オミクロン株の初期に流行した系統「BA.1」に対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプである。ただ、現在の感染の主流はBA.5である(下図参照)。
 ファイザー、モデルナ両社は8月になってから、米食品医薬品局(FDA)に対し、従来株と「BA.5」に対応した2価ワクチンの緊急使用許可を申請している。